スペイン第二の銀行BBVAからみたSDGsとブロックチェーン

本ブログでは、持続可能な社会のためのブロックチェーンの活用等について、原典が外国語のものを中心にご紹介してまいります。

本日は、海外ニュースをご紹介します。

出典:Finextra
URL:https://www.finextra.com/newsarticle/35263/bbva-responsible-business-global-head-un-sdgs-are-the-biggest-business-opportunity-for-banks/wholesale
掲載日:2月11日

ニュース内容

    • スペイン第二の規模をもつ銀行であるBBVAの、社会的責任事業部グローバルヘッドであるAntoni Ballabriga氏は、国連が掲げる「持続可能な開発目標」(SDGs)は、金融機関がテクノロジー用いてビジネス・チャンスを作り、これまで以上に社会的な役割を果たすことができる分野を明らかにするだろうと述べた。彼は、SDGsが銀行にとって次の10年間で最大のビジネスチャンスになる一方、SDGsで示された目標を達成するためには、毎年5兆ドルから7兆ドルもの投資が必要になるだろうという見立ても明らかにした。
    • ブロックチェーンについては、「金融機関の業務プロセスを効率化するだけではなく、投資家に対して(投資がもたらす)社会的インパクト・データへのアクセス方法を提供し、(投資の)透明性のレベルを引き上げる」技術であると述べた。「(ブロックチェーンを用いて計測可能となる)環境面および社会面でのリスク要素を、銀行のリスクマネジメント方針に斬新的に取り入れていくことで、エコシステムとパートナーシップを作りだし、新しいビジネスモデルを創出できる」とも述べた。
    • モノのインターネット(IoT)とブロックチェーンは、社会的投資の拡大に重大なインパクトをもたらしうるという。「ブロックチェーンは投資家が「グリーンアセット」の所有者になる方法を提供することができる。」とAntoni Ballabriga氏は述べている。

トークンエクスプレス社のひとこと

    • 社会的投資では、その社会的インパクト評価が重要な投資基準になります。社会的インパクト評価については、これまでもいろいろと学術的な研究がなされてきた分野ですが、実務においてはごくアナログな情報収集と単純な四則演算とに頼っている現実があります。上記の記事で具体的な内容は記載されていませんが、ブロックチェーンの登場により、これまででは考えられなかった方法でその評価が可能になる可能性があります。そこにさらにIoTも加われば、その精度や測定できる内容の幅は大きく広がることでしょう。
    • この記事を読んでいて、1997年のCOP3(地球温暖化防止京都会議)などで盛り上がりを見せた二酸化炭素の排出権取引のような枠組みにこそ、ブロックチェーンが極めて適していると感じました。本取引自体はCOPの求心力低下もありすでに下火になってしまいましたが、昨今の温暖化への関心の再燃を受けて、ブロックチェーンを用いた、こうした世界的な取り組みが急に現れて国際政治を巻き込んでいく可能性は十分にあると考えます。

なお、元記事は、不十分または曖昧な英語表現が多く、上記のニュース内容要約にも意訳が相当含まれていることを、ご了承ください。

トークンエクスプレス株式会社では、国内外の持続可能な社会づくりに寄与する事業・プロジェクトの企画、構築、運用サービスを提供しています。ブロックチェーン技術に知見がありますが、その利用を前提とするものに限りません。
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