ブロックチェーンとロボティクス、そして持続可能な社会

本ブログでは、持続可能な社会のためのブロックチェーンの活用等について、原典が外国語のものを中心にご紹介してまいります。

本日は、海外有識者のオピニオンをご紹介します。

有識者:Naveen Joshi(インドのソフトウェア企業の創業者兼CEO)
URL:https://www.bbntimes.com/technology/what-impact-will-blockchain-have-on-robotics
掲載日:3月11日

オピニオン内容

    • ロボットは製造業、医療、娯楽、輸送などの産業を変革しつつあります。効率的な製造、より”スマートな”武器、より安全な手術、自走式輸送などです。一方で、データセキュリティ、ロボット間通信、無人ナビゲーションなどにおける課題も浮き彫りになっています。ブロックチェーン技術は、ロボット工学と比較すると新しいものですが、ロボット工学でのブロックチェーンの利用は、上記の重要な課題のいくつかを解決できる可能性を秘めています。
    • 特に、ブロックチェーンは、ロボットが人間の介入なしで動作できる、完全な自律性に向けてさらに一歩前進するのに役立ちます。つまり、ブロックチェーンが提供するセキュリティ環境のもとで、複数のロボットが「群れ」として一定のルールに基づいて行動するように仕向けられたり、ロボット同士が、ブロックチェーンの生み出す「トークン」を媒介にしてモノやサービスの交換を行うことができる可能性を持っているのです。その場合の「トークン」に人間も価値を認められる仮想通貨を用いることもでき、それによって、ロボットと人間が仮想通貨を媒介としてモノやサービスを交換する社会も実現しうるのです。

トークンエクスプレス社のひとこと

    • ブロックチェーンは、データに「価値」を持たせることができる技術です。また、ブロックチェーン上に登録されるスマートコントラクトというプログラムにより、「価値」(=トークン)の取引に関するルールが管理者不在で執行される環境を作ることもできます。
    • ブロックチェーンはインターネット上にプログラムとして存在しているので、当然そのブロックチェーン上のトークンや、スマートコントラクトを、インターネットに接続されているロボットが利用することも可能です。すなわち、人間とロボットとの垣根なく、価値の交換をすることができるのです。
    • ロボットというと限定的なイメージですが、コネクテッドカーなどの車も含めて考えると、一気に身近になるのではないでしょうか。例えば、車が緊急車両に道を譲ることで仮想通貨を得ることができ、その車の所有者が、その仮想通貨を駐車場代の支払に使えるといった仕組みをブロックチェーンで作り上げることが可能です。つまり、ブロックチェーンとスマートコントラクトを用いたこうした仕組みにより、車の運転者に、安全で効率的な社会づくりに貢献するインセンティブを与えることができるのです。持続可能な社会づくりにおいて、特に交通の分野では、人間のみならず乗り物やインフラも含めた総合的で複雑な関係性に配慮しなければならないですが、ブロックチェーンとスマートコントラクトの導入によって、そのパズルを、少しずつ明らかにし、最適化できる可能性があるのです。
トークンエクスプレス株式会社では、国内外の持続可能な社会づくりに寄与する事業・プロジェクトの企画、構築、運用サービスを提供しています。ブロックチェーン技術に知見がありますが、その利用を前提とするものに限りません。
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