アフリカ・ブロックチェーン分野での女性活躍

本ブログでは、持続可能な社会のためのブロックチェーンの活用等について、原典が外国語のものを中心にご紹介してまいります。

本日は、海外記事をご紹介します。

記者:Kratika Agrawal @SA CRYPTO
URL:https://sacrypto.co.za/paxful-launches-list-of-top-10-african-women-to-watch-in-blockchain-and-bitcoin-in-line-with-international-womens-month/
掲載日:3月20日

記事内容

世界のブロックチェーン系スタートアップでは、女性は14.5%

国際女性の日を記念して、米国のビットコイン取引所であるPaxfulは、ブロックチェーンおよびビットコイン業界への女性の貢献にスポットライトを当てるため、アフリカのブロックチェーンおよびビットコイン業界の主要な女性専門家、女性起業家リスト(下記)を発表。なお、2018年のブロックチェーン分野のインキュベーターとVC Longhashによる全世界を対象とする調査では、ブロックチェーンのスタートアップチームメンバーの14.5%のみが女性だった。

アフリカのブロックチェーン分野で影響力ある女性リーダー10人

(訳者注:原典に掲載されている順番でご紹介しています。)

(1)オジュデイレ・ドリス(ナイジェリア)

Blockchain African Ladies(BAL)の創設者。BALはアフリカの女性の団結とブロックチェーン教育の主導に焦点を当てた、3,000人のメンバーからなる女性グループ。

(2)アラカナニ・イティレレン(ボツワナ)

「ビットコインレディ」として知られる彼女は息子の治療費を賄うの寄付受領方法としてビットコインを開始。その後ブロックチェーンハブであるSatoshicentreを設立し、アフリカが直面する日常生活の問題の解決策を開発する際にブロックチェーンテクノロジーを活用する方法を模索。

(3)ヤリウェ・ソコ(ザンビア/南アフリカ)

United Africa Blockchain Association、Essence Crypto Consultants、United Africa Women in Blockchainの創設者、。初心者向けの学習ガイド、ブロックチェーンテクノロジーと暗号通貨に関する多数のYouTubeチュートリアルを開発。

(4)モニカ・シンガー(南アフリカ)

ブロックチェーン技術を使用してイーサリアム・ワールド・コンピューター上で分散アプリケーションを構築する国際的なベンチャー企業であるConsensysの南アフリカ担当。南アフリカ公認会計士協会の理事会メンバー、暗号資産ベースの監査会計および税務ガイドラインを設定する会計ブロックチェーン連合等役員/顧問職を歴任。

(5)ソーニャ・クーネル(南アフリカ)

Blockchain Academy創設者。Bitcoin Eventsの共同設立者/ディレクター。 Xagoの共同設立者/ COO。BitPayアフィリエイトパートナーであるBitcoin Paymentsというビットコイン支払い会社を設立し、南アフリカへオンラインショッピングの支払い方法としてビットコインを導入。Bitcoin Events共同設立し南アフリカの暗号通貨であるBlockchain Africa ConferencesとCrypto Festを運営。ビットコイン・アカデミーを設立。Xagoの共同設立者兼COOでもある。Xagoは、Rippleブロックチェーンを使用した高速で費用対効果の高い支払いを可能にする小売業者向けのXRP暗号通貨交換、ゲートウェイ、および支払いプラットフォームを提供。

(6)イメン・アヤリ(チュニジア)

チュニジアの機械エンジニア。MBA。Sbiard Byrsa Lab設立。Ubitrade、Gltrade、Fis、Sunagrdなどの金融およびテクノロジー関連の多国籍企業に勤務。Talanでチーフブロックチェーンオフィサー兼イノベーションファクトリーの責任者。ブロックチェーンおよび暗号通貨のリーディングエキスパートとして、アフリカで一貫したイノベーションを広めることを目的とした多くの技術組織を設立。個人や企業が新しいテクノロジーを実装る方法をトレーニング。技術に関する問題解決についてのハッカソンやイベントを開催。

(7)ロズリン・ギシラ・ムワンギ(ケニア)

ケニアのブロックチェーン協会。Kenyan Women in Blockchain Chapterの代表。ブロックチェーンの東アフリカの技術新興企業を支援。ケニア企業の取締役/上級管理職で構成された非政治的組織であるKenya Institute of Directorsの認定メンバー。UN Womenでプログラム担当官としての勤務やSafaricomの小売・送金店の運営経験がある。

(8)ナオミ・スニーマン(南アフリカ)

スタンダード・バンク・グループのブロックチェーンリード。南アフリカ金融ブロックチェーン・コンソーシアムの議長。コマーシャル及びリテール・バンキングの双方でアフリカ16カ国を担当。信頼及び権力の分配を通じて、アフリカ大陸でブロックチェーンが経済的自由を推進する可能性を確信している。

(9)ミッシェル・チブンガ・ンスンスムコ(ザンビア)

Global Policy House創設者。イギリス領バミューダのシニア・アドバイザー(グローバル・フィンテック・アドバイザリーボード)。新興市場、貿易、企業、持続可能な開発等の分野で、ブロックチェーン技術などの新技術へ投資する事業を運営。ブロックチェーン分野の若い思想的リーダーとみなされている。デジタル・ツールを活用した社会経済開発に関する教育も推進。WTO、国連、世界銀行、AU等の国際機関や大学と、技術研究・教育で連携。デジタル貿易および変革タスクフォース等、AUを含むさまざまな機関で役職歴任。

(10)オラインカ・オデニラン(ナイジェリア)

Black Women Blockchain Council(BWBC)共同創設者。サイバーセキュリティ管理政策修士。ブロックチェーン、暗号化、新興技術が専門で金融サービスリスク管理の専門家かつ国際弁護士。コンプライアンス分野の経験が豊富で、金融機関へ情報の保証や国際的な規制を順守できるようなコンサルティング・サービスを提供。Black Women Blockchain Councilの共同設立者としては、ブロックチェーン、フィンテック、その他の新しいテクノロジー業界にかかわる黒人女性の増加目指している。オンライン・メディア向け記事の執筆やブロックチェーン関連会議での発表多数。

トークンエクスプレス社のひとこと

    • アフリカのブロックチェーン・スタートアップで活躍する女性と聞いても、該当者が多くいるイメージを持ちづらいのではないでしょうか?本記事の冒頭で、世界のブロックチェーン関連スタートアップのチームメンバーの14.5%が女性、という部分ですら、私は「思ったより多い」と感じてしまい、自らの不明を恥じています。
    • 私の国際協力の実務における経験では、優れた女性リーダーにお会いする場面が多く、個人の能力の差異に性別は関係ないと考えていますが、社会的役割分担の違いや性差による着眼点の違い等もあり、多様性の価値も弊社では尊重しています。そのため、本日ご紹介した記事は、ブロックチェーン業界の未来が明るいと感じさせてくれるものでした。
    • 本記事で紹介した10人の方々は、その役割と経歴を見ても、かなりのパワフルさを持っていると感じられます。ブロックチェーンには、技術面に加え、多様なアクターを巻き込む社会運動的な要素も含むことがあるので、チームにも多様性が求められる側面が、こうした女性の活躍につながっているのかもしれません。
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