ノルウェー企業による魚介製品のトレーサビリティ、ERPの経験を活用

本ブログでは、持続可能な社会のためのブロックチェーンの活用等について、原典が外国語のものを中心にご紹介してまいります。

本日は、海外ニュース(原典フランス語)をご紹介します。

記者:Eileen Brown @ZDNet
URL:https://www.zdnet.fr/actualites/comment-seafoodchain-utilise-la-technologie-de-la-blockchain-pour-assurer-la-transparence-des-produits-de-la-mer-39900437.htm
掲載日:2020年3月11日

ニュース内容

    • ノルウェーのテクノロジー企業SeafoodChainは、企業向けのブロックチェーン・プラットフォーム・サービスを立ち上げた。これは、公的機関の関与なしに、グローバル・トレーサビリティ、魚介製品の品質証明を確保することを目的とし、UNISOTというプラットフォームを利用している。
    • 既存の水産物サプライチェーンの記録保持には長い時間がかかり、システムはエラーを起こしやすい。同サービスにより、サプライチェーンのプレーヤーは、水産物業界に要求されている、情報の収集と共有に関する法的規制に準拠する形で、製品を扱うことができる。
    • 同社のCEOはERP(Enterprise Resource Planning)ソフトウェアを用いたバリューチェーンの統合に20年以上の経験を持つ。同社は、SAP S4HANA や Microsoft Dynamics 365 などの ERP システムの経験に基づいて、ブロックチェーン上に企業向アプリケーションを構築するという点でユニークであると主張する。このシステムは、漁師のスマートフォン・アプリケーションからであろうと、生産工場からのデータ抽出であろうと、あらゆるサプライチェーン上のポイントからデータを入力・監視可能だ。
    • SeafoodChainにより、魚介製品の最初の生産者から物流、加工、流通、最終消費者まで製品を追跡・可視化することが可能なる。サプライチェーンの各パートナーは詳細な情報を提供および共有できるため、持続可能な環境に責任のある選択が可能になる。その結果、廃棄物が減り、貴重な天然資源の利用が改善されることが期待される。

トークンエクスプレス社のひとこと

    • 私はこれまでのキャリアにおいて、ERPの導入のご支援をさせていただいたことがあります。ERPの旗手、SAPのビジネスの大きさを見るとわかるとおり、企業の会計情報を司るERPソフトウェアは現在の企業のITシステムになくてはならないものです。
    • ブロックチェーンという新しい技術が生まれても、それが実際に企業活動に活用されるためには、企業が現在使っているITシステム、情報基盤と親和性のあるものでなければなりません。つまり、既存のERPの仕組み、構造と親和的なアプリケーションを構築する必要があります。ブロックチェーンをベースとするサプライチェーン管理のためのアプリケーションは既にいくつか世に出されていますが、このSeafoodChainというソフトウェアはERPとの親和性を訴えている点で、優位性があるのではないかと思います。
    • 弊社が企業様からのブロックチェーン導入のご相談をお受けする際にも、ERPに関する知見と導入支援経験を用いつつ、サービス提供をさせていただいております。
トークンエクスプレス株式会社では、国内外の持続可能な社会づくりに寄与する事業・プロジェクトの企画、構築、運用サービスを提供しています。ブロックチェーン技術に知見がありますが、その利用を前提とするものに限りません。
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