VodafoneがSIMの技術で再生可能エネルギーの「可視化」に取り組む

本記事では、持続可能な社会づくりに関する議論やブロックチェーン活用等について、原典がフランス語のニュースをご紹介します。

記者:Benson Toti @Coin24.fr
URL:https://coin24.fr/actualites/vodafone-sassocie-a-energy-web-pour-integrer-son-reseau-intelligent-a-une-blockchain-iot/
掲載日:5月24日

ニュース内容

    • イギリスの通信会社Vodafoneは、スイスのブロックチェーンを取り扱う非営利団体Energy Web(EW)と提携し、再生可能エネルギーおよび分散型エネルギー資産を、IoT(Internet of Things)とブロックチェーン技術を介してネットワークに接続するプロジェクトを開始する。
      Vodafoneのグループ会社であるVodafone BusinessはSIM(SCB)技術とIoT接続を組み合わせて「エネルギー資産の安全なアイデンティティを作成する」ことを目指している。
    • このプロジェクトは、太陽光パネル、風力タービン、バッテリー、ヒートポンプを含む再生可能で分散した資産を、個々に識別の上エネルギー・ネットワークに安全かつ効率的に統合することを可能にする。SIMカードを使用して携帯電話を認識するために使用するのと同じ技術を使用することで、これが可能になるという。

トークンエクスプレス社のひとこと

    • 電線から流れてくる電気を使うとき、その電気がどこでどのように発電されたものかを意識することはほとんどないでしょう。例えば今リビングで灯されている明かりの電気が、どこからきた電気だろうと考えたりするでしょうか。
    • 上記のニュースは、携帯電話のSIMカードに用いられている技術を用いて、再生可能エネルギー源等から発電された電気を「見分けられるようにする」事業を始める、というニュースです。その識別が、どういった利便性につながるのか、プレスリリース等には明記されていませんので、プロジェクトの真の目的がどこにあるのか、外側からはよくわかりません。しかし、各再生エネルギー源からの発電量の管理や電力料金の分配などにおいて、そのメリットが活かされるのではないかと考えられます。つまり、再生可能エネルギーの発電事業者は、発電した電気を、より多様な顧客に対してより簡便に販売することができるようになるのではないかと考えられます。
トークンエクスプレス株式会社では、国内外の持続可能な社会づくりに寄与する事業・プロジェクトの企画、構築、運用サービスを提供しています。ブロックチェーン技術に知見がありますが、その利用を前提とするものに限りません。
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