北京市、ブロックチェーン産業奨励のため新しい2カ年計画を発表

本記事では、持続可能な社会づくりに関する議論やブロックチェーン活用等について、原典がフランス語のニュースをご紹介します。

記者:Tim Alper @Cryptonnews
URL:https://fr.cryptonews.com/news/beijing-to-set-up-blockchain-fund-and-foster-unicorn-firms-6895.htm
掲載日:7月1日

ニュース内容

    • 北京市人民政府の公式発表によると、ブロックチェーン人材育成局の設立と、業界の有望企業に投資する自治体ファンドの創設を計画している。市はまた、ブロックチェーンの分野での進歩を支援し、枠組みを整えたいと表明した。さらに、北京をブロックチェーンのイノベーション、教育、適用の“中心地”にしたいという願望を表明した。
    • 当局は、市の科学・コンピュータ委員会と経済部門に委託して、研究開発センターのネットワークを開発し、オープンソース・ブロックチェーン・コミュニティを設立した。市は、この分野で働く有望な中小企業を奨励することによって、ブロックチェーンの“ユニコーン”ビジネスを開発することを目的としている。ただし、この報告には、利用可能になる資金の正確な金額は記載されていない。
    • 資金は、首都の大学がブロックチェーン研究所を設立するだけでなく、規範の作成と共同リソースや知識を作成するために利用できる。中国政府は、このプロジェクトが2022年までに公共交通機関、水保全、貿易などの分野で目に見える結果をもたらすと予想している。
    • 企業は、オフィスレンタル補助金、訓練費用助成金、研究助成金、政府出資のパイロット・プロジェクトのサポートを受けられる。このファンドはまた、新世代のシステム・アーキテクトとブロックチェーン開発エンジニアのトレーニングにも資金を提供する。

トークンエクスプレス社のひとこと

    • 中国におけるブロックチェーン産業の動向は、Alibaba傘下のAnt Financial等の主要な企業の動きはちらほらと日本語や英語で報道されますが、ブロックチェーン分野で米国と並ぶ大国と目されるにしては、その量は多くありません。報道されたとしても少し信ぴょう性に欠けるものも混在しており、ブロックチェーン産業がどのように展開しているのか掴みづらい国の一つです。
    • 政治体制から、行政機関の政策をみることが産業の動向を伺うのに効率がよいだろうと考えられる国であるため、本日ご紹介したような地方行政機関の政策動向を伝える記事は貴重といえます。
    • 北京市はブロックチェーン分野の「ユニコーン企業」を生み出すことを目的としているということですが、これまでのユニコーン企業は、急拡大するインターネット市場において大きな市場シェアを確保する企業がなることが多く、ブロックチェーンという技術において、劇的な市場拡大が起こるのか、その市場の中で、ある部分のシェアの大半を一社が確保するという事態が起こりうるのか、大きな関心事項と言えるでしょう。
トークンエクスプレス株式会社では、国内外の持続可能な社会づくりに寄与する事業・プロジェクトの企画、構築、運用サービスを提供しています。ブロックチェーン技術に知見がありますが、その利用を前提とするものに限りません。
ご関心ある方は、お問い合わせページからお気軽にご連絡ください。

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