ビジネス管理ツールとしてのESG、その課題と対策

本記事では、社会的インパクトと経営管理等について、海外のオピニオン(原典英語)をご紹介します。

メディア:MINING REVIEW AFRICA
URL:https://www.miningreview.com/environment/esg-harnessing-this-vital-business-management-tool/
掲載日:7月6日

オピニオン内容

    • 事業投資および事業管理における環境、社会、企業統治(ESG)側面の勘案は、既に確立したアプローチと言えるだろう。環境面、安全面、持続可能性に関する要素を事業報告に盛り込むことは新しいことではない。そうした非財務的情報の報告要請は1990年代には存在し、1960年代には社会的責任投資の一部として組み込まれていた。以前と異なるのは、ESGに関連するリスク/機会とその財務的価値が、ビジネス管理のツールとして認識されていることだ。重要なことは情報が適切に経営層に理解され、企業内で対応されるかどうかである。すなわち、理解しやすい情報の提示と解釈が重要であり、情報の受け手について発信側が理解する必要がある。
    • 多くの場合、ESGレポートは遅行指標のみを使用する。また、使用されている指標の階層が多すぎるか正しくないため、重要な要素が隠されてしまう。これに対応するには、①ESGレポートの発行者が、情報の受け手に合わせて発信する情報のコントロールをすること、②ESGレポートにおいて常に新しいトレンドとリスク指標を組み込むこと(結果として動的な指標管理となる)等である。これらを常に認識しつつ、ESGレポートの内容を絶えず見直し、継続的に進化させる必要がある。

トークンエクスプレス社のひとこと

    • 本日ご紹介した記事は鉱業分野のメディアに掲載されていたものです。鉱業分野はESGの観点でリスクの大きい産業と言え、記事の中にあるとおり、歴史的にも早い段階から持続可能な開発に関する情報開示に取り組んできたようです。
    • 本日の記事はESGに関する情報発信の実務面について詳述しており、特にESGレポートが社会とのコミュニケーション手段であること(そのため受け手に合わせた発信がひつようであること)、用いる指標が遅行指標となりがちであること(ESGの枠にとらわれずに先行指標の観測、発信が求められること)の重要性を説いています。
    • 弊社としても記事の主張に全く同意します。一方で、実務でそれを行うのは発信者側の負担も大きく、発信者側においてその発信関連業務が合理化され、一定程度自動化されていることが必要だと考えます。
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