オーストラリア政府機関、偽造品防止にブロックチェーン

 

本記事では、持続可能な社会づくりに関する議論やブロックチェーン活用等について、海外の動向をお伝えします。

ブロックチェーン技術の活用に積極的な姿勢を見せるオーストラリア政府。知的財産に関する政府機関であるIP Australiaが、ブロックチェーンにかかる取り組みを進めています。

8月10日付けのニュースリリースによれば、IP Australiaは、同国のナショナル・ラグビー・リーグの公式オンラインショップと、ラグビーやフットボール等の複数スポーツの公式グッズを扱うオンラインショップにおいて、ウェブサイトと、そこで販売されているブランド品の真正性を証明するサービスを開始しました。

具体的には、ウェブサイト上で販売されているブランド商品が、そのブランドが謳うブランド・オーナーによって真に提供されたものであるということを証明するAPI(Application Programming Interface)を、IP Australiaがプロデューサーとなっている、Smart Trade Markというサービスが提供するというものです。

このサービスの裏ではブロックチェーンが実装されており、そのウェブページの真正性を誰でもブロックチェーン上のデータと突合させて確認が取れる仕組みのようです。

現在のサービス提供は試験的なものであるということですが、ここで集めた情報をもとに、正規のサービスに発展させていく予定だということです。

本サービスはウェブ上で完結する、比較的シンプルな仕組みですが、社会課題の解決に確実に寄与する方向に動いているものだと考えます。現在ナショナル・ラグビー・リーグの公式オンラインショップ等で集めている情報は何なのか、その情報を何の検討に用いていく予定なのか、大変興味深いです。ぜひ仮説検証の過程を一般公開してもらいたいと思います。

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