サウジアラビア証券取引所、ESGの波に乗るべく、インデックス開発

本記事では、社会的インパクトと経営管理等について、海外のニュースをご紹介します。

ESGブームに乗ろうとする新興国の証券取引所

盛り上がりを見せるESG投資。ESG投資への盛り上がりは、新興国の証券取引所を、そのブームに取り残されまいと駆り立てています。ESGに配慮する企業(とされる)株式への、世界的な投資額が増加が、自取引所で取り扱う株式への投資にもつながるように、新興国の証券取引所が打ち手を講じているのです。

サウジアラビア証券取引所の最近の取り組み

先日ご紹介した中東の国カタールの取り組みは、自取引所の上場企業のESGに関するデータベースを作成し、透明性と情報開示を進める、というものでした。本日ご紹介するのは、同じく中東のサウジアラビアの証券取引所に関するものです。

サウジの場合は、株式投資の世界において「指標」を提供する米国の会社、MSCIに、サウジアラビアの証券取引所上場企業のうち、ESGに配慮した活動を行う企業群の株価指標を作ってもらう、というものです。

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June 2020

金融の中心地アメリカの「ルール」に則った打ち手

米国を中心に世界中の投資家がMSCIが提供する指標を活用して投資を行っています。いわばその「判断軸」にサウジアラビア企業へのアクセス手段を設けた打ち手だといえます。

なお、指標の策定ルールまで見ていくと、主としてネガティブスクリーニングと、環境面、社会面、企業統治面に関する総合的なMSCIのESGレーティングに基づく「重み付け」を組み合わせて指標を算出する、一般的な指標構築ルールのようです。

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