ブロックチェーンをめぐる期待と失望の距離がひらく

本記事では、弊社の最近の考えをご紹介します。

2つの対照的な記事

ブロックチェーンがもたらす未来について、意見が割れ始めていると感じています。以前からブロックチェーンの持つ可能性に大きな期待を表明する論説はありましたが、特にエンタープライズブロックチェーンと言われる、BtoBのやり取りで閉じているブロックチェーン事業の前途多難さについて記載した記事が、より具体的にその根拠を記載するようになってきたように感じます。本日、対照的な以下の2つの記事を見つけました。

関連外部記事1
Top Three Reasons Why Enterprise Blockchain Projects Fail
(エンタープライズブロックチェーンが失敗する3つの理由)
記者:MATTHEW VAN NIEKERK @COINTELEGRAPH
掲載日:8月17日

 

関連外部記事2
Asia bets on blockchain to battle online theft during pandemic
(アジアはコロナ禍のオンライン盗難との戦いにブロックチェーンで挑む)
記者:NANA SHIBATA, Nikkei staff writer @NIKKEI ASIAN REVIEW
掲載日:8月16日

歴史から学べること

私はブロックチェーンがインターネットと同様の、ICTのインフラとなる技術要素だと感じているため、ブロックチェーンの未来を考える際にインターネットの歴史を振り返って考えることがよくあります。

まず、インターネット黎明期も、その可能性を感じる人と、インターネットはパソコン通信にとって変わるものではない、という否定的な見方をした人がいました。かのビル・ゲイツも、最初はインターネットの普及に懐疑的だったそうです。しかし、ビル・ゲイツはあるとき突然見方を180度変えて、Windowsでインターネットができるようになった。そこで一気にインターネットが普及しはじめた。

潮目を変えるのは誰か

そういう意味では、ブロックチェーンの普及も、どこかで一気に潮目が変わる可能性があります。その潮目は、インターネットのときのように、どこかの企業が、知らず知らずに人々がブロックチェーン技術に触れるサービスを提供することで、一気に社会の基盤技術となる可能性がありえます。

入口の提供企業として、電気・ガス・水道のようなユーティリティ企業に可能性があるのではないかと考えています。

関連記事
電気・ガス・水道等ユーティリティ会社が持つブロックチェーン潜在力
(本ブログ4月21日記事)

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