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大学卒業後、2009年から2017年まで独立行政法人国際協力機構(JICA)にて発展途上国の事業に対する開発金融実務に従事。 JICA退職後、コンサルタントとして中堅~大企業へ業務改革サービスを提供。その後、トークンエクスプレス株式会社を設立。 スペインIE Business School経営学修士(MBA)。" }

ブロックチェーン国家を目指すフランスの戦略

紺野 貴嗣
本ブログでは、持続可能な社会のためのブロックチェーンの活用等について、原典が外国語のものを中心にご紹介してまいります。

本日は、海外ニュース(原典フランス語)をご紹介します。

出典元:AgroMedia
URL:https://www.agro-media.fr/dossier/la-france-veut-devenir-la-nation-de-la-blockchain-41203.html
掲載日:2020年4月8日

ニュース内容

  • 昨年のパリ・ブロックチェーン・カンファレンスで、ブロックチェーン・エコシステムを所管する経済・産業・デジタル省の企業総局DGEが、フランスをブロックチェーン国家にするための国家ブロックチェーン戦略の立ち上げを発表した。
  • そこでフランスでブロックチェーン開発における4つの基軸が定義された。その中では、分散型台帳技術に基づくプロジェクトを展開するために、フランスの産業部門(食品産業を含む)の卓越性と構造の強化が含まれている。また、技術的な問題と、ブロックチェーンがもたらす技術的な課題の解決が扱われる。その目的は、パフォーマンス、安全性、持続可能性を高めるために、主要な科学的および技術的な論点を特定することだ。
  • 政府は、特に先端技術計画を通して、今後5年間で破壊的なイノベーションに45億ユーロを投資したいと発表した。ブロックチェーン技術は、この資金調達の対象となる。最終的な目的は、法的および規制上の問題を含めて、ブロックチェーン・プロジェクトに関わる人をサポートし、確保することだ。この目的のために、政府はサンドボックス制度を通じて、彼らが直面している法的課題について、ブロックチェーン・プロジェクトの関係者に優先・強化されたサポートを提供する。エコシステムとの対話を継続し、この戦略を実施するために、企業総局(DGE)が調整したあらゆる分野の国家専門家(起業家、規制当局、産業家、協会)で構成されるタスクフォースが持続可能な方法で設立された。

トークンエクスプレス社のひとこと

  • フランスの産業政策におけるブロックチェーンへの期待の高さがうかがわれる記事です。このブログでは常にフランス語で記載されたブロックチェーン関連ニュースをフォローさせていただいておりますが、フランス語の記事において食品のトレーサビリティのニュースはとても多いです。

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  • この背景に、フランス政府の政策があるというのは、納得感のあるものです。実際、食品のトレーサビリティにかかるプロジェクトは、多様なステークホルダーの巻き込みによってはじめて意味のあるものとなります。その巻き込みに置いては、政府や組合など、多様な主体に影響力をもつ組織の後押しがなければブロックチェーン企業のみでは立ち向かえない可能性があります。
トークンエクスプレス株式会社では、国内外の持続可能な社会づくりに寄与する事業・プロジェクトの企画、構築、運用サービスを提供しています。ブロックチェーン技術に知見がありますが、その利用を前提とするものに限りません。
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