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大学卒業後、2009年から2017年まで独立行政法人国際協力機構(JICA)にて発展途上国の事業に対する開発金融実務に従事。 JICA退職後、コンサルタントとして中堅~大企業へ業務改革サービスを提供。その後、トークンエクスプレス株式会社を設立。 スペインIE Business School経営学修士(MBA)。" }

女性の地位向上とブロックチェーン

紺野 貴嗣
本記事では、弊社の最近の考えをご紹介します。

3月8日は国際女性デー

いろいろ考えを巡らせていたら数日経過してしまいました(すみません)が、3月8日は国際女性デーとされています。これは、1904年3月8日に米国ニューヨークで女性労働者が婦人参政権を要求してデモを起こした出来事を契機とし、1975年に国連が、「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念日として定めたものだということです。(参照:Wikipedia

仮想通貨に期待された女性の地位向上への貢献

実は仮想通貨が、その国境すら超えて世界中どこでも価値のやり取りを可能とする性質から、女性の地位向上に役立つのではないかという期待は、数年前から存在します。その代表事例と言われるのが、2017年11月のNewsweek紙に掲載された、アフガニスタンの女性起業家の話です。

関連外部記事
ビットコインで離婚訴訟も アフガン女性に金融力を授けた起業家の奮闘(Newsweek)

このお話しの要約としては、アフガンのマフブーブという女性起業家が、ブログコンテンツ・プラットフォームを立ち上げ、中央アジアやアフガニスタンの女性にブログを発信する場を提供し、その広告収入をビットコインで支払う仕組みを構築した、というものです。そして、銀行口座を持たず、家庭内で夫から虐待を受けていたある女性は、その仕組みで蓄財したビットコインを使って、夫との離婚を果たしたとのこと。ビットコインなら実際の「モノ」(銀行通帳や紙幣など)が存在せず、夫から奪われることのない資産を持つことができる、という点がミソです。

本当に重要なのは高等教育、そして仮想通貨を取り巻くエコシステムの成長

しかし、仮想通貨が現れただけで女性の地位向上が自然と進みうるという考え方には、私は無条件に賛成できません。私がエジプトなどで見た景色などを思い出すと、「虐げられていると認識し、周囲の常識を疑い、それを打破しようとする女性」がと出会うことは簡単ではありません。私はフランスの歴史家、人口学者であるエマニュエル・トッドがその書籍「グローバリズム以後」等で記載している、女性の地位向上には(欧米的な)高等教育の普及、一般化が最も重要という意見に賛成します。そうした高等教育を経た人こそが仮想通貨を正しく認識し取り扱えるようになるし、それを用いて現状を変えようと行動を起こせるのだと思うのです。

その上で、仮想通貨を実際の「価値」(日常的に使える貨幣や、仮想通貨の対価として手に入れられるモノ・サービス)に交換できる機会に満たされたエコシステムが実現することで、上記のNewsweekに記載されたアフガニスタンの事例の類似事例が、世界中で当たり前に発生する未来が来るのだと思います。息の長い取り組みですが、決して悲観していませんし、世界にとって価値ある取り組みだと思っています。

トークンエクスプレス株式会社では、国内外の持続可能な社会づくりに寄与する事業・プロジェクトの企画、構築、運用サービスを提供しています。ブロックチェーン技術に知見がありますが、その利用を前提とするものに限りません。
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