MAGAZINE 情報発信
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  string(452) "トークンエクスプレス株式会社の代表。
大学卒業後、2009年から2017年まで独立行政法人国際協力機構(JICA)にて発展途上国の事業に対する開発金融実務に従事。 JICA退職後、コンサルタントとして中堅~大企業へ業務改革サービスを提供。その後、トークンエクスプレス株式会社を設立。 スペインIE Business School経営学修士(MBA)。" }

ご挨拶/世界の価値流通の全体像

紺野 貴嗣

 

トークンエクスプレス株式会社のウェブサイトにお越しいただきありがとうございます。

弊社は「世界の価値流通を革新する」を使命としています。特に国境を超える価値の流通に着目して、ブロックチェーン技術を活用した法人様の収益向上への貢献に取り組みます。

また、「ソーシャル × ブロックチェーン」をキーワードに、ブロックチェーンのソーシャルビジネスへの適用事例創出にも取り組んでいます。

この度、弊社ウェブサイト内に、「代表者ブログ」として紙幅をいただくこととなりました。弊社はまだ生まれたばかりの企業ですので、ビジネスを行っていくうえでお客様や関係者の皆様にご信頼いただき、社会的信用を培っていかなければなりません。本ブログは、そのための一つの方法として、私(紺野)が何を考え、何を経験し、次に何をしようとしているのかをご紹介させていただく場としていきたく思います。(紺野の略歴については、こちらをご覧ください。)

普段は月数回程度の頻度で更新させていたければと考えておりますが、ブログ開始を記念して、新年1月1日から1月5日まで、連日投稿させていただきます。それぞれの記事タイトルは以下を予定しております。

1月1日:世界の価値流通の全体像(本稿)
2日:企業・個人が国境を超える経済活動を行う際の大きな課題
3日:代表・紺野が実際に経験した国際送金の不便、不安、不満
4日:ブロックチェーンは発展途上?今あるチカラを最大限活かそう
5日:紺野がブロックチェーンに賭けた理由


さて、記念すべき最初の投稿となる本記事では、弊社の「世界の価値流通を革新する」というミッションの前提となる、弊社の世界観について、少しお話しさせてください。

ミッションの中で「流通」という言葉を用いていますが、「流通」というと「流通革命」という標語で表象されるダイエーが思い出されます。流通革命という言葉が登場したのは1962年で、ダイエーが発展したのは1960年代~80年代です。

1960年代に流行した「流通革命」という言葉には、その中に「経路革命」(流通経路の革新と小売の販売革命を含む)、「消費革命」(消費意欲の自由化、多様化等)、「情報革命」(小売における生産性向上のための計算機導入)という3つの要素を内包しているとされます。(※1

この「流通革命」という言葉が生まれた50年以上前から現代までの社会の変容を振り返ってみると、この「流通革命」という言葉を唱えた人々の先見性に驚かされます。そして、「流通革命」の中に「経路革命」、「消費革命」、「情報革命」という3つの要素を内包しているという考え方は、現在でも十分に活用できる枠組みだと思います。

一方で、この「流通革命」という言葉が生まれた当時と現代とでは、当然のことながら、そもそも前提となる社会環境に大きな差異が生じています。

例えば、流通の対象の多様化です。50年以上前の「流通革命」では、その主対象は、生産者と消費者との間で流通される物的商品(食品、家電、衣類等)でした。ところが今日では、サービス、エンターテインメント、デジタルコンテンツ等、非物質的な価値も、購入対象の価値として大きな割合を占めるようになっています。

統計的にわかりやすいところで行くと、1960年代と現代で比較すると、経済における第一次産業(農業等)、第二次産業(製造業等)、第三次作業(サービス業等)の構成は大きく変化しています。50年以上前と現代とで比較できる指標でみれば、就業構造すなわち就業者数の産業別構成割合が下表のとおりがらりと変わっています。(就業者数割合と各産業の付加価値の割合が必ずしも一致するわけではありませんが、産業の構造の変化という意味で大枠を掴むことはできるでしょう。)

就業構造(就業者数の産業別構成割合)の変遷

第一次産業 第二次産業 第三次産業
1960年 32.7% 29.1% 38.2%
1990年 7.2% 33.5% 59.4%
2015年 4.2% 25.2% 70.6%

出典:「サービス産業と政策の百年:概観」、森川正之、経済産業研究所、2017
https://www.rieti.go.jp/jp/publications/pdp/17p003.pdf

したがって、今日の価値流通を考えるとき、その対象を「モノ」のみならず「コト」にまで広げて考えるべきであり、弊社使命における「価値流通」という言葉も、「コト」消費を含めて捉えています。

また、流通経路についても、「インターネットの登場と普及」と「グローバル化の進展」によって1960年代とは全く異なるステージに至っているといえます。

インターネットの登場と普及により、生産者と消費者が直接やり取りすることが可能になったことは、読者の皆様も日々実感されていることでしょう。もう一つのグローバル化については、世界全体の輸出入規模は、1960年から2018年の間に輸出で171倍、輸入で165倍にも増加しています。

1960年と2018年の全世界の輸出入規模比較

輸出 輸入
1960年 1,134億ドル 1,190億ドル
2018年 19兆3,754億ドル 19兆6,149億ドル
171倍 165倍

出典:
昭和37年年次世界経済報告、世界の経済情勢(内閣府(経済企画庁))
https://www5.cao.go.jp/keizai3/sekaikeizaiwp/wp-we62/wp-we62-000i1.html
ジェトロ世界貿易投資報告(2019年)
https://www.jetro.go.jp/world/gtir/2019.html

こうした「日本の産業構造の変化」(消費の変化)、「インターネットの登場と普及」(経路の変化、情報の変化)、「グローバル化の進展」(経路の変化)という大きなマクロの変化の中で私が注目しているのは、「国境を超える、インターネットを活用したサービスの価値交換」です。特に「開発途上国と先進国との間でのコト消費」に注目しています。

そのなかで、私は、開発途上国-先進国間の国境を超える、インターネットを活用したサービスの提供を格段に便利にするために、ブロックチェーンを用いていきたい、と考えています。

なぜ私がそのように考えるに至ったのか、そして、どのようなサービスを提供できると考えているのか、明日以降の投稿でご説明させてください。


※1
「流通革命論の再解釈」日本大学 戸田裕美子 先生、2005
https://www.j-mac.or.jp/mj/download.php?file_id=408

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